当院で行っている治療には、次の二つの方法があります。
(1) ピンセットでつまみ取る方法
専用のピンセットを使用して、水イボをつまみ取ります。痛みを和らげるために、局所麻酔薬のシールを処置の1時間前に貼っておく方法もあります。
(2) 硝酸銀ペーストという薬品を用いた方法
薬品の効果により水イボは黒いかさぶたになり、約1週間で自然に取れてきます。薬品が乾燥する時にピリピリと痛がゆい感じがしますが、強い痛みはありません。
治療中に動いてしまうと薬品がほかの部分に付着してしまいますので、じっとできないお子様にはできない治療です。また、顔面の治療にも適しません。
|
| ページトップへ |
| |
水イボはウイルス感染によるいぼですので、皮膚の表面で感染して増加する病気です。
感染した部分が盛り上がっていぼに見えてくるまでに、1ヶ月以上の潜伏期間がありますので、その時点で目に見えているいぼをすべて除去したとしても、潜伏期間にあるまだ目に見えないいぼは残ってしまいます。
したがって、まだいぼの数が1~2個程度のごく初期の段階を除いて、水イボの治療が1回で終了することはありません。1~2週間程度の間隔で、定期的に治療を続けます。
|
| ページトップへ |
| |
当院では水イボに対して、(1)ピンセットでつまみ取る方法と、(2)硝酸銀ペーストで取る方法を行っております。
(1)の方法は痛みを伴うため、痛みを和らげるために局所麻酔薬のシールを使用する場合もあります。小さないぼであれば麻酔の効果であまり痛みを感じないで処置できますが、大きないぼの場合麻酔をしても少し痛みはあります。
(2)の方法は痛みの少ない処置ですが、薬品がしみ込む時に「ひりひり」「チクチク」とした感じはあります。この刺激症状は処置後30分以内には無くなります。
|
| ページトップへ |
| |
飲み薬(ヨクイニン)や塗り薬(グルタルアルデヒド)、貼り薬(スピール膏)などを用い自宅で行って頂く治療法と、モノクロロ酢酸という(いぼを壊死させる)薬品を用いて定期的に通院で行う治療法とがあります。
ただし、いぼの出来ている場所やいぼの状態によってこれらの治療法が適さない場合もありますので、痛みはありますが液体窒素療法を選ぶ場合もあります。
この他にも、接触免疫療法という、化学薬品によっていぼの部分をかぶれさせていぼに対する免疫を生じさせる治療法などもあります。(※ 当院では接触免疫療法は実施しておりません。) |
| ページトップへ |
| |
イボ(尋常性疣贅)はヒトパピローマウイルスの感染により生じますので、患部から完全にウイルスが排除されるまで再発を繰り返します。
液体窒素などで治療してイボが小さくなっても、完治する前に治療を止めてしまうと、しばらくすると元の大きさに戻ってしまいます。
したがって、イボの出来ている場所や大きさ、個数などによっても異なりますが、通常1回の治療で治ることはありません。1~2週間毎にくり返し治療を行います。
足の裏の大きなイボや、手足に多発しているイボでは、治療に数ヶ月を要する場合もあります。
時として治療に時間を要する病気ですが、放置すると大きくなったり、数が増えたりして、さらに治りにくくなってしまいますので、早い段階から定期的に通院して治してしまった方が良いと思います。 |
| ページトップへ |
| |
イボは自然消退することがあります。
これは体内にヒトパピローマウイルスに対する抗体ができたことにより、免疫反応でイボが自然に消えていく現象です。
イボ取り地蔵にお参りするとイボが治るという言い伝えがありますが、これはイボの自然消退を経験した昔の人が、イボをお地蔵さまが治してくれたと思い込んだためでしょう。
ただし、体の中に抗体ができるまでには、通常長期間(数ヶ月~数年)を要し、その間イボは成長・増殖を続けます。
中には10年以上イボが治らない人もいますので、自然消退を期待するよりも、きちんと治療した方が良いと思います。 |
| ページトップへ |
| |
当院では難治性のイボに対して炭酸ガスレーザー治療を行っております。
これは、局所麻酔の注射を行ってから、イボにレーザーを照射して深い部分まで削り取る処置で、足の裏の大きなイボなどで液体窒素療法など他の一般的な治療で効果が見られない場合に限って行っています。
当院では実施しておりませんが、赤あざ治療に使用するレーザー(ダイレーザーやVビームなど)でイボの治療を行う施設もあります。
こちらは瘢痕化などのリスクは少ない治療法ですが、まだ具体的な方法は確立されていません。実施している施設の数も多くありません。 |
| ページトップへ |
| |
当院では難治性のイボに対して炭酸ガスレーザー治療を行うことがありますが、これは足の裏の大きなイボなどで、液体窒素療法など他の一般的な治療で効果が見られない場合に限って行っています。
炭酸ガスレーザー治療には確実にイボを小さくする効果がありますが、1回の治療でイボが治るわけではありません。
また、治療後は2週間程度傷になること、治った跡が瘢痕化する(傷痕が残る)可能性もあることから、すべてのイボに対して適応がある治療法ではありません。
難治性のイボに対して試みる価値はある治療法ですが、早く治したいという理由だけで安易に選ぶ治療法ではないことをご理解ください。 |
| ページトップへ |
| |
治療法やイボの数によって異なりますが、1回の処置で10~15箇所程度なら取ることができます。
これよりもイボの数が多い場合には、数回に分けて治療させて頂きます。
どうしても1回で治療終了をご希望される場合には、診療時間外(9:30~10:00または14:30~15:00)に予約で処置を行います。
ただしこの場合も、準備や着替えの時間を含めて30分以内に治療できる範囲に限られます。予約で行う処置は費用がやや高額になります。 |
| ページトップへ |
| |
かなり小さなイボまで治療は可能ですが、液体窒素や炭酸ガスレーザーで治療した場合の炎症後色素沈着(治療により生じる一時的なシミ)を生じやすくなります。
治療した後に、しばらく元の状態よりも目立ってしまう可能性がありますので、無理な治療はお勧めしません。
どの程度のイボまでなら安全に治療できるかは、診察の時に確認させて頂きます。 |
| ページトップへ |
| |
初めて来院される時に、予約は不要です。
ハサミで切り取る方法や液体窒素による治療は当日から開始できますが、イボの数が多い場合には数回に分けて(1回に10~15個程度ずつ)治療させて頂きます。
一度にたくさんのイボを治療する場合には、後日予約で治療を行います。 |
| ページトップへ |
| |
ほとんどの場合、保険の範囲内で治療は可能です。
ただし、あまり目立たない程度の小さなイボを炭酸ガスレーザーで治療する場合などは自費になることもありますので、診察の時にご確認ください。 |
| ページトップへ |
|