スタックトーニング
肝斑にダメージを与えず徐々に色を薄くする処置です。
内服薬や外用薬だけで効果が不十分な場合に、実施しています。
肝斑について
肝斑は、両側の頬骨に沿って左右対称性にできてくるシミで、30~40代の女性によく見られます。紫外線や、肌を擦る刺激、過労やストレスによるホルモンバランスの乱れなどによって症状が悪化する傾向があります。また、妊娠や出産を契機に発症することもあります。
肝斑の治療
まずは、紫外線や、肌をこする刺激、過労やストレスなどの悪化要因を避けることが大切です。その上で、悪化してしまった症状を改善するために、内服薬や外用薬を用いた治療を行うことが一般的です。
●内服薬
・ トラネキサム酸
・ L-システイン
・ ビタミンC
●外用薬
・ ハイドロキノン
このような一般的な治療を行っても十分な効果が見られない場合にスタックトーニングを実施します。
スタックトーニングとは
通常のシミ取りレーザーを肝斑に照射すると、ダメージが強すぎて症状を悪化させてしまいます。スタックトーニングは、肝斑に刺激を与えないマイルドなレーザーを、定期的に繰り返し照射することで、徐々に肝斑の色を薄くしていく処置です。スタックトーニングには、シミの原因となる過剰なメラニン産生を抑制し、肌からのメラニン排泄を促進する効果があると言われています。1回では目に見えた効果がありませんので、1~2週間に1回のペースで8回程度繰り返し行います。
治療費
項目 値段 備考
初回診察料 5,400円 スタックトーニングに関しての初回診察料
処置料 5,400円 両頬部の処置費用(1回分)
再診料 2,160円 2度目以降の診察料
※) 週に1回ペースで、合計8回処置した場合の費用
● 初回:初診料5,400円+処置料5,400円=10,800円
● 2度目以降:再診料2,160円+処置料5,400円=7,560円
● 8回分の合計費用:初回10,800円+2度目以降7,560円×8=71,280円